ファッションエコロジー品質三原則 | 洋服、靴、鞄の修理、寸法直し|浜松市のレッツリフォーム

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ファッションエコロジー品質三原則

これはとっくにこのブログに書いていたと思い込んでいたら書いていなかった事に気づきこの度は私が最も感銘を受けた事を書かせて頂きます!

全ての産業において倫理観に基づく法律、規則、基準があると思います。その産業の習熟度において大差があると思います。
ないと儲かればよいと、まわりに迷惑をかける産業になってしまいます。 

アパレル業界にはそれがかなりあまく、ゆるいと感じていました。人類の衣生活を担う巨大な産業の暴走にこんな提言をされた人がおられます。

【ファッションエコロジー品質三原則】
唱えられた方はテキスタイルケア協会発起人、代表理事の住連木先生です。▷▷▷テキスタイルケア協会
この三原則を唱えた方はアパレル業界はもちろん、クリーニング業界、メンテナンス業界にもおられませんでした。まさにドンキホーテ!
ですが人類の英雄だと思います!

1,素材として環境負荷の低いものでなければならない

2,経時劣化の耐性の高いものでなければならない

3,リユース性能の高いものでなければならない

皆様が着ている衣類は誰がどこでどのような労働条件で作られているのでしょうか?

その衣類の耐用年数は?そして生産される時、廃棄された時、どのような環境負荷があるのでしょうか?

需要と供給のバランスは?生産過剰で大量廃棄、どこがその負担を背負っているのか?

書き出したらきりがありません。
ほとんどが闇のベールに包まれている!
環境破壊に最大の影響を与えているのは石油化学産業、そして次がアパレル業界だそうです。
しかしアパレル製品の大半が石油化学製品になっている現在はもしかしたら最大の環境破壊産業はアパレル産業かも知れない!
別に1位でなくとも誰もが衣類の大量生産、消費、廃棄されていることはお気づきでしょう。

この大量生産、廃棄の実態は分からないし、変える事は難しい。しかしここに明確な倫理観に基づくルールがなければ環境負荷の高い衣類を大量生産、廃棄を延々と繰り返すことで、人類は健康被害だけでなく見えない様々な被害や損害を受けているのではないでしょうか。
上記の三原則はそれに歯止めをかける人類存続に必要なルールだと思います。

アパレル業界には邪魔なルール?

いや、これからもアパレル業界が健全な発展を遂げていくためには目先の利益だけでなく消費者の健康や環境保全の為、必要な倫理観だと思います。

住連木先生は高齢ですがまだまだご活躍されておられます。アパレル業界、関連業界の皆様に先生の講演をぜひ聞いてもらいたいと思います。

最後に私達が変えられる事があります!

中間の「消費」です。次回はここに焦点をあてたくさんの気づきとステキなファッションライフをご提案させて頂きます!

消費者がメーカーに消費をさせられる時代は終わりそうな時代になってきていると思います。
消費者が意図的に、計画的に、自己中心的に、倫理的にする時代になってきていると感じます。

私も時折、受付に立ちお客様と話し、若者を中心にファッションライフは変わりつつあると感じる一消費者のおじさんです!
次回もおじさんの語りをぜひ読んで下さいね(^_-)



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