合成皮革復元できるケースもあります！ | 洋服、靴、鞄の修理、寸法直し｜浜松市のレッツリフォーム

合成皮革復元できるケースもあります！

2022年06月04日

短期寿命の合成皮革をずっと課題として研究してきました。

この件に関してはこのブログやレッツアカデミーのブログでたくさん書いてきましたから省きますが、

全て復元できるとは言えません。

復元できるケースもあります！

しかし復元できるケースがジワジワ増えてきています。

今では写真を見て少し状況をお話し頂ければほとんどその可否がわかります。

しかし、今回のケースはわかりませんでした。

お客様には「できなければもちろん無料です。できるだけやってみます。」と、お受けしました。

かなり年数の経ったシャネルのエナメルバッグ、表面のウレタンコーティングが劣化して白化現象とベトツキ現象がありました。

かろうじて下地が崩れていなかったので合成皮革復元技術で行ってみました。

カラーリングはしていませんが加工を加えてたらブランド価値はなくなります。（全てのケースにおいて）

ブランド品を売ったり買ったりがフリマサイト、リサイクルショップなどで日常的に行われています。

あるブランドメーカーは撥水加工をしたらもう当ブランドとはみなさない！と、主張されているところもあります。

我々、メンテナンス業者はそこはしっかりお伝えし受注しなければいけないと思います。

ブランド品でなくてもブランド品でもメンテナンスしてまた使いたい人達のご要望にはお応えしていきたいと思います。

今回は奇跡的になんとかここまで復活できました。

ご参考にして下さい。

貴方の宝物、あきらめないでご相談ください。

くれぐれも合成皮革の劣化は直らないケースの方が多いことはご理解下さい。