革製品のシミ取れますか?

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大変多く聞かれるご要望です

しかし、毎回同じようにお答えしています

「表面上の汚やシミれは取れますが、革繊維の中に入り込んだ汚れやシミは取り除くことができません」

次に続く言葉があります

『洗っても取れなければ色をかけて目立たなくすることもできます』

もちろん全てではありませんが、これで半数以上のシミは目立たなくすることはできます(困難なケースもあります)

例えば【通常の革靴】、丸洗い1800円、補色まですると2800円、全体色かけすると3500円(税別)

ここで問題です!

色をかけるということはお化粧をするということ厚化粧したら革の風合いは変わってしまいますよね、革の風合いを損ねず色をかけられるかどうかが技術になります

革の色かけは様々な方法があります、その革の種類や質感そしてシミの濃さや大きさなどによって最適な方法を探らなければいけません、全てのケースが全く同じではないので、その都度考え試しながら行うしかありません

今回のレッドウィングのブーツはその中でも大変厳しい事例です

革の色に対してほぼ黒の濃いシミがはっきりと広範囲にあります

このようなケースは通常顔料塗装でシミを隠蔽することが多いと思います。しかし革の風合いはなくなり全く異なるものになってしまいます

だから私は「カラークリームで風合いが変わらないようにシミは目立たなくなればいいから!という指示で社員さんに依頼しました

ところができてきてびっくり!

シミはほとんど目立たなくなっています、なのに風合いもほとんど変わっていません。通常カラークリームでここまでシミを隠すことはできません

社員さんにやり方を聞いたら、なるほど!と思いました(これは企業秘密なので書けません)

この社員さんは淡々と作業をこなすだけでなく、常に最適な方法を考えながらキャリアを重ねてきたからあみ出せた方法だと思いました

社員さんの成長ぶりに感動しました✨

革の取れないシミあきらめないでご相談ください!



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