ブーツのクリーニングは絶対オススメしたい!「後編」 | 洋服、靴、鞄の修理、寸法直し|浜松市のレッツリフォーム

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ブーツのクリーニングは絶対オススメしたい!「後編」

「前編」でなぜブーツのクリーニングが必要か力説させて頂きましたので今回の「後編」ではどのように洗っているのか書かせて頂きます。ブーツは布製、合成皮革製もありますが今回はレザー(皮革製品)について書かせて頂きます。
先ずは(皮、革、皮革)の言葉の整理からです!▷▷▷皮革、皮、革の違い
このサイトよくわかりますね!感謝致します。
ではこのように言葉を使い分けて説明していきます。

次にレザークリーニングのリスク説明から致します。

〈レザーのリスクその1〉
レザーは普通の石鹸や中性洗剤で洗ったら油分が抜けてカサカサ、バリバリに固くなる!
これはほとんどの方がご存じだと思います。
食器を中性洗剤で素手で洗うとカサカサになりますよね。しかし生きている手(皮)は新陳代謝していますから次第に血液から肌(皮)に必要な栄養分が送られてきてもとの状態に戻ります。
しかし死んだ(革)は新陳代謝してませんから元に戻らずカチカチになったり、さらに酷い場合はひび割れてしまう。カサカサはメンテナンスで直ります、カチカチは直るケースと直らないケースもあります。
ヒビ割れは直りません。強引に直しても履いていたらまた他がひひ割れてくるでしょう。そうなったら再起不能です。

〈レザーのリスクその2〉
(皮革製品)の染色は衣類より強力ではない(あまい)ので色が流れ出やすい。布製の衣類に革のラペルやパイピングから色が出てしまうという例は普通にあります。
こうなると達人による匠の技でしか元に戻せない。(それでもできないケースもあります)

〈レザーのリスクその3〉
最後のリスクは革製品を洗うと縮む、変形する、乾いたら元に戻らない!これもお気に入りのアイテムが台無しになるケースですね!
これも直るケースと直らないケースもあります。

革製品の洗いの主なリスクはこの三つでしょう。

そして最後に皮革製品にも布製同様に様々な素材や加工がありしかも品質表示も洗濯メンテナンス表示タグもついていない!「これ!謎だと思いませんか?」
私は専門の様々な分野の方々にこのことを尋ねましたがいまだに不明です。だからブーツ、靴、カバンのクリーニング、メンテナンスの習慣、文化ができていないのだと思っています。

だからプロはこのリスクを回避する方法で洗います!
先ずは(その1)洗う時の洗剤が違います!
レザー専用の洗剤(高い!笑)革の油分を補給しながら洗います。その後にレザーの栄養剤も入れてリンスします。 さらに仕上げで補色、艶出しまでします。だから品質を落とさず、逆によくなるように洗えます。
(その2)は色が出てこないように色止めします!色止め剤活用は当然ですがその活用法に技ありです!
失敗すると移染(色移り)で大変な目にあいますから
(;^_^A
(その3)は洗った後の整形です!整形技術にも技ありです!
すみません!企業秘密もありこれ以上、詳しくは書けませんが家庭で行えるとは思えないハイリスクな作業とコストがかかります!
さらに乾燥も中までスッキリ、除菌、消臭乾燥します。最後の包装にもこだわります。
保管にはビニール袋で密閉包装はレザーにはよくありません。革自体が湿度で湿気を吸ったり吐いたりするからです。これを生きていると表現される方もいますが新陳代謝はしていませんから生きてはいないと思います(笑)だから通気性のよい紙袋または半面不織布のビニール袋が理想だと思います。
当店ではしまい込みには保管で9カ月の抗菌、除菌、防カビ効果のある「スーパープロテクトカバー」で包装してお返ししております。(H29年4月から)
皮革製品はきれいにして保管にも細心の注意が必要だからここまでこだわります!

最近は靴修理業界、クリーニング業界でも靴のクリーニングをされているところが増えてきました。
表面も中も水にはつけ込まず拭き取りのみでクリーニングとされているところもあります。当然、安くできるでしょう。《当方ではこれはメンテナンスコースでお安くできます。》
しかしやはりドボンと水(レザー洗剤入り)に入れ表はもちろん中までしっかりゴシゴシ洗わないと汚れはとれてきません。
証拠にきれいにみえても一足で溶液はかなり汚れが出てきているのがわかります。
皆様もお風呂に毎日(個人差あり)入っているでしょう。濡れタオルで体を拭き取るのと、お湯に浸かってタオルでこするのでは全く違うでしょう。
見た目はそんなに変わらなくても汚れ落ちに大差があるのはスッキリ感でわかるはず。
ブーツ、皮革製品にも全く同じ事です。
体を拭き取ったのをお風呂に入ったとは言わないでしょう。
当方では拭き取りはメンテナンス。ドボンと水に漬け込むのをクリーニングと表現してメニュー化しています。こことても大事だと思います!
「ブーツをクリーニングに出したけどあまりきれいになっていなかった。中がスッキリしていなかった!」と、いう事があったらそれは丸洗いでなく、拭き取りだったからだと思います!
そこ分けなければいけないと思います。
もちろん当社では分けていますよ!
レザーブーツメンテナンスコースが1500円、丸洗い(クリーニング)が、2500円(税別)ムートン、ワークブーツは2割増、ちなみに布製はマイナス1000円!(だから低価格のブーツもあきらめないで下さい。)
料金はもちろん各社異なりますがここが別れていないのは❔です!
最後に前編で妻が言っていた言葉、
「知ったらみんなやってくれるはずだよ!」今回はその次の言葉書きます。「高くなければ!」
はい!そこなにより重要ですよね。分かっております!だから今回の後編を書かせて頂きました。
ここまでしていますから当方の価格は「リーズナブル」「安い」「お得」だと自信を持ってお勧め致します!
ブーツに限らずレザー製品は正しいメンテナンス、クリーニングを最低年一回(使用頻度で2、3回)すれば何年も長く良いコンディションで愛履(愛して履ける)できます。
現在それをほとんどの人が知らないで数年もしくはワンシーズンであきらめて捨ててしまっています。
本当に「もったいない」そして悲しいことだと思います。
ブーツのクリーニング、メンテナンスぜひお勧め致します。

▷▷▷様々な事例もご覧下さい。

レザーソープ溶液にドボンとつけて中の汚れもしっかりときれいにします。


紙袋またはこのような半面、不織布の特殊包装紙に入れてお返し致します。


スーパープロテクトカバー「抗菌、防カビ、防虫効果」がありレザー製品の保管にも最適です。
しまい込みにはご用命下さい。(無料)



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