靴磨きと靴メンテナンスの違い | 洋服、靴、鞄の修理、寸法直し｜浜松市のレッツリフォーム

靴磨きと靴メンテナンスの違い

2023年12月08日

昔から 靴磨きは 文化とサービスがありました。

レッツリフォームでも20年ぐらい前から行ってきました、ブログ も度々書いています。

東北震災復興サービスとして 1万枚 靴磨き 無料券を発行し お客様に配りました、また業界にも普及させようと頑張ってきました。

しかしなかなか 普及しない？！

なぜだろうと思っていた時、

いつも靴磨きの前に行っていた 「泡洗浄」だけで綺麗になる、もしかしたら これだけでもサービスになるのではないか？！

と気づきました、そしてこのサービスを550円とし、その後にするカラークリームを入れて磨く作業をして（靴磨き)1100円としました。

ここで革靴の劣化のプロセスをよくご覧ください！

1.汚れる（ほこりや泥や異物が革靴にのり、革の油分が吸い取られそこから汚れが組織に浸透していく）

2.艶がなくなる

3.色が褪せてくる

4.固くなってくる

5.ひび割れてきて捨てられる！

この順序になります。とすると最初の1 汚れを常に落としておけば 以下の劣化は防ぐことができるということになります。

しかし すでにひどく汚れて、シミになったり カビが吹いたり 泥だらけになっていたり、悪臭が発生したりしているものは？！

ドボンと洗浄液に漬け込んでしっかり (丸洗い）するしかありません。

そこまでしなくても常日頃、

靴の汚れを落とし、微量の油分を補給しておけばいつも綺麗な状態を保っていられることになります。

靴磨きは油分や靴墨 カラークリームを入れてピカピカに磨き上げる技術です。

もちろん それが必要な時もあります、しかし私がたくさん見てきた事例は自分で靴磨きを日常的にしていて靴墨が重ね塗りされて革が呼吸困難になっているような、ひどいケースは厚塗り化粧のひび割れ状態！！　　　靴磨きが全てであり それしか知らない人はこのようなことになってしまうのだと思いました。

ですからレッツ料金表はメニューを完全に分けて

【靴メンテナンス】

Ａコース　表面洗浄（泡洗浄)550円

Ｂコース　表面洗浄 + 補色(靴墨やカラークリーム）1100円

としました。

さらにこの表面洗浄の泡洗いだけなら一般の人にもできると思いレザークリーンムースという商品も販売しています。

ちなみに 販売先は下記に記載しました。

丸洗いに関しては また別の機会に書かせてせて頂きます。

靴磨きは素晴らしいサービスです。しかしこれだけが 靴のメンテナンスサービスではない！

ということを知っていただき靴を愛履していただきたいと思います。

いかに2つのサービスの違いを動画でご覧ください。

1つ目はかなり昔のレッツのオリジナル 靴磨き です↓

続いて泡洗浄↓

ご自宅で自分で靴 メンテナンスをしたい方は以下のサイトから ご注文ください！

https://item.rakuten.co.jp/daigo-kuradashi/c/0000000554/