修理した合成皮革はいつまでもつのか?
2022年09月07日
合成皮革復元技術について疑心暗鬼の方もいらっしゃると思います。
また修理したところですぐにまた傷んでくるのでは?とのご意見も多いです。
確かにそうですよね!
今回は詳しくご説明させて頂きます。
合成皮革といっても成分は寿命の短なポリウレタンだけではありません。寿命の長い(10年以上)ポリカーボネート系ポリウレタン樹脂もあり、塩化ビニル樹脂に関しては劣化しないと定義されています。
ですから劣化してくる合成皮革は一部のエステル系ポリウレタン樹脂またはエーテル系ポリウレタン樹脂で作られた合成皮革のみです。
その他、多くの合成皮革の素材は様々なプラスティック(合成樹脂)で作られてますから、樹脂の製造から2〜3年で劣化する!なんて事はありません。
この誤解が蔓延った理由はさておき!
なぜかシークレットにされていた合成皮革、ポリウレタンにはやはり理由があったはずです。
1.あえて寿命の短な製品を作りたかった。
2.そのための製品を作る原料に猛毒のイソシアネートを使用しなければならないのでシークレットにしなければならなかった。
のだと思います。(由々しき問題です☠️)
レッツの合成皮革復元技術はもちろんその公開された理論と現場キャリアから実証された非公開理論から構成されていますから誰になんと言われようともできるものはできます!
(できないものはできない)
▶▶▶プラスティックに関してはこちらの記事を引用させて頂きます。ありがとうございます。
レッツの合成皮革リペアはその劣化状態、素材などその都度方法は異なりますが、修復に使う素材は短期寿命のポリウレタン樹脂を使いません!だから修理後にすぐにまた劣化してくる事はありません。
しかし、どうしても同じポリウレタン樹脂を使わなければならない(違和感が出ないように)、また下地まで総崩れ、強度を上げられない、耐久性を出せないときは残念ですがお断りまたは事情を説明して宜しければ加工をさせて頂いています。
全てできることはありませんがご依頼品の6割位は受注成功しております。
合成皮革は修理、リフォームできない!と、決めつけないで頂きたいと思います。
合成皮革製品が劣化してきても愛着、愛用したいと思っている人達はたくさんいらっしゃいます。
業界にもこのサービスを普及させていきたいと思っております。
サステナブルファッション、持続可能社会のために!
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