レザー/アンチエイジング加工
2024年04月15日
前回の投稿から続き
本革製品は昔から メンテナンスして長持ちさせようというサービスも文化もありました。
しかし合成皮革には必要ないとされそのようなサービスも文化もありませんでした。
短期寿命消耗品として樹脂の製造から2〜3年で劣化が始まり 5年から10年で劣化の兆候が現れる、そして捨てられる。
保管状況が悪ければ(湿気.高温.密閉された空間.淀んだ空気.汚れたまま放置.ハード使用)もっと早く劣化が進んでしまいます。
その劣化を遅らせ常に良い状態で使用、着用できるメンテナンス方法ができました。
【レザー/アンチエイジング加工】
どんな合成皮革製品も見違えるようにアンチエイジングします。
具体的には艶がでて、柔軟性が戻り、色がはっきりし、劣化の速度を遅らせます、寿命は延命されます(止めることではありません)
その根拠は 合成皮革に侵入してくる 水分(正確には水酸基)を特殊シリコンでメンテナンスしておくことで多少遮断し加水分解を起こしにくくします。(膜を作り遮断する方法ではありません)
さらに加水分解で生成してしまった新たな物質を中和反応のような化学変化を起こす成分を同時に入れておくことで発生した段階でベトつき、ボロつき現象を緩和する効果があります。
劣化が進行し、少しベトついてきてしまった合成皮革をさらっと元通りリペアすることができます。(ひどい場合は不可能です、できない ケースも多々あります)
※けして劣化を止める、新品に戻すようなものではありませんが
間違いなくアンチエイジング そしてグレードアップします。
さらにこの加工は合成皮革だけでなく本革製品にも同様に素晴らしい効果を出せます。
洗って綺麗にすることはとても重要です。しかしその後のメンテナンスは 品質を保持 向上させるための施術になります。
頻度としては半年に1回、遅くても年に1回 定期的に行えば効果は持続されます。
今回 このような加工が低コストできるようになったので本革のメンテナンスも低料金でできるようになるでしょう。
そして必要ないとされていた合成皮革製品もこの新たなメンテナンス技術で低料金でアンチエイジング、グレードアップできるようになりました。
短期寿命品を延命させることができたらうれしいですよね!
本革製品はもちろん、合成皮革もあきめないでご相談ください。
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