ダウンジャケットやぶれ修理 | 洋服、靴、鞄の修理、寸法直し｜浜松市のレッツリフォーム

ダウンジャケットやぶれ修理

2024年01月04日

ダウンジャケットのキズ 穴 やぶれ修理についてはこのブログで何度も書いてきています。

今回は損傷状態による直し方を詳しく説明いたします。

１.大きなキズ、カギザキ(2200円〜）

「縫い込み」細くキズ、カギザキができた場合は表から細かく縫い込むことで線が1本入った状態になりますが目立たなく 修理することができます。失われたダウンは補充します。

２.大きな穴(2200円〜)

「強力接着またはミシン縫製」大きな穴が開いてしまった場合は表から共布(ポケットなどから同じ布)をとり強力接着 または ミシン縫製します。失われたダウンは補充します。

※市販されているダウンリペアシートは同じ布ではなく ドライクリーニングで簡単に取れてしまうので基本使いません。もしこれを使って直されている方はクリーニング店に出される時、必ずその修理をしたことを事前にお伝えください。そうでないとクリーニングの際にダウンがはじけて大変なことになってしまいます。通称「ダウン爆発💣」

３.小さなキズ、穴(1100円〜)

「穴かがり」かがれそうなものは特殊な細い糸で穴かがりで直します。縫い込んだり、接着したりするケースもあります。

※ダウン製品の化学繊維にはかけはぎ(繊維から織り直す最も高度な修理方法)ができませんから高額になってもよいからきれいに分からなく直して欲しい、というご要望には残念ながらお応えできません。

４.小さなキズ、カギザキ(1650円〜)

「裏からの接着」表からではなく裏から共布を接着する特殊な方法です、やり方は高度な技術になるのですが縫い込むことなくなるべく目立たなく修理できる方法です。

ダウン製品の修理方法には主に この４つの方法があります。

完全に目立たなく修理することは不可能ですが特に気にされなければ着用できるレベルにはできると思います。

新しく購入されるよりもずっと低料金で直せますから諦めないでご相談ください。

ダウンが溢れ出てこれは大きな穴に見えますが 実はカギザキです。

縫い込みで修理しました。カギザキの縦横のラインが入ります。参考料金 特大破れ修理3300円(税込）※失われたダウンは補充しています。

これは破れではなく大きな穴でした。

ポケットから 共布を取り、強力に接着し穴をふさぎました。参考料金2750円(税込）※失われたダウンは補充しています。