衣類の寿命が短くなった理由
2023年06月18日
以前に比べ(具体的には20年から30年くらい前から)衣類の寿命が短くなりました。
ここでいう寿命とは衣類の繊維が最初はしっかり平面だったものが波打ったように ヨレヨレになってくることです。
購入時はビシッとしたかっこいいスーツだと思っていたのにしばらくしてくると形が崩れてきてだらしなく見えてしまう。もちろん スーツだけでなく他の衣類でもこんな経験はありませんか?
この理由は伸縮繊維の経年劣化によるものです。この繊維は ポリウレタン樹脂で作られている弾性繊維です。この透明の細いゴムがウールや綿に混入され伸縮機能を出しています。
もうこのブログでは散々、ポリウレタンのことは書いてきましたからご存知かと思いますが衣類で使われているポリウレタンは 樹脂の製造から(服の製造ではなく)5年から10年で劣化の兆候が見られます。
近年、伸縮する服がもてはやされこの布地に混入されている 伸縮繊維(ポリウレタン)が劣化して服の寿命が短くなっています。
また伸縮繊維だけでなく防風、防寒 のために使われているポリウレタンコーティング、
またボンディング、シームレス製品に使われている ポリウレタン樹脂(ボンド)、
もちろん合成皮革も!
含めたらかなりポリウレタンが混入されていると思います。
だから衣類の寿命は短いと勘違いしてしまっている人が多いと思います。
分かりやすく解説した動画もご覧ください⬇
こちらはティックトック!かなりバズっています💥
そして以下はユーチューブ⬇(このブログではなぜか tiktok のリンクがはれません)
ビシッと張りがあり、寿命が長く、エイジング感を醸し出せる服を選びたいなら ポリウレタンが入っていないものをケアラベルを見て選びましょう。
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