ルイヴィトンは何でできていて、どのようなメンテナンスがよいですか?
2019年10月21日
【ルイヴィトンのバックは何でできていますか?】
あまりにも有名なルイヴィトン!
その代表格はやはり茶色にあのロゴがたくさん入っているガラのモノグラム!
実は革製でなく塩化ビニル製(塩ビ)です。塩ビレザーとも呼ばれていますがすなわち合成皮革です。
知らなくて使っていた方はがっかりしたかもしれません。
しかし、塩ビといえども粗悪なものからもの凄く丈夫で長持ちする素晴らしいものまで巾が広いです。
ルイヴィトンのモノグラムは20~40年普通にもちます。(使用状況、頻度、保管方法等で大差あり)
塩ビレザーともいわれていますが合成皮革です。合成皮革は3~5年で劣化するという説もありますがそれは
「低品質のものは製造から3~5年で劣化がはじまる」という表現が適切だと思います。
しかもこの塩ビレザーは革製のように定期的なメンテナンスも必要ない、汚れもつきにくく丈夫!人気があるわけです。さすが世界の一流ブランドですね。
ところで塩ビのパイプってカチカチで曲がらないけど、なぜカバンや財布や衣類にも使われている塩ビには柔軟性があり、曲がったりできるのでしょうか?
「可塑剤が入っているからです。」
本来、塩化ビニルには柔軟性はありません。しかし、この可塑剤を添加すると柔軟性が生じます。
革製品は油分ですよね!
合成皮革は「可塑剤」です。
では合成皮革が劣化し始めたら可塑剤を入れたらよいですね?
ということになります。
しかし可塑剤だけではどこにも販売されていません。
入れ方も?謎が多い可塑剤ですが実はもの凄く多岐にわたる分野、製品で使用されています。(ネット検索すればわかります)
だから複雑怪奇で消費者が合成皮革、塩ビレザーのメンテナンスは難しいと思います。
汚れたら、タオルを水で湿らして、拭き取るのみ!劣化したら廃棄!しかないと思います。
いやいや!プロにおまかせ下さい!
塩ビレザーにヒビさえ入ってなければ復活できます!
可塑剤を入れてコーティングする技術です。
ちなみにポリウレタン系の合成皮革は劣化するとベタベタと湿気を帯びているような加水分解という現象が現れますが、これも下地が崩れていない状態なら同じ方法で直ります。
合成皮革が復元する!とは言い切れませんが初期段階なら復元できる可能性大です。
ルイヴィトンのモノグラム=塩ビレザー=合成皮革 の、劣化!
あきらめないでご相談下さい。
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