洋服リフォームの品質基準 | 洋服、靴、鞄の修理、寸法直し|浜松市のレッツリフォーム

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洋服リフォームの品質基準

「技術と品質基準」

技術の追求はエンドレス!一生かけて磨いていくもの!だと思います。

しかしその技術をメニューにして値付けをしていくことをしていかなければビジネスとしての価値は生まれない。

これをしなければ趣味、芸術としての技術になってしまいます。

技術をメニュー化することで必ず必要になることが「品質基準」を決めることでしょう。
お客様が対価を支払いその技術(サービス)を買いメリットを得る。

そこで「よかった~うれしい」満足して頂けるか、
 
「なんだ~がっかり」不満足になるか!

二つの反応に分かれるのはなんでしょうか?

技術を提供する側と受け取る側の価値観が合っていなかったということですね!
つまりは「品質基準」の相違があったという事です。

洋服リフォームの「寸法直し」はズボンの丈をつめたら、元通りの裾になっている事が品質基準です。
しかし裾の長さが前後違っていたり裾のラインがまっすぐでなかったり、縫い目が元通りでなかったりしたら品質基準から外れてクレームになるのです。

では洋服リフォームのもう一つのメニュー「修理」ではどおでしょうか?
例えばキズの修理の反応はお客様により異なります。

「おっ!きれいに直った、また着られるね!」
と、言って下さる方もいれば
「あっ!キズ跡が残っている!これでは着られない!」
同じ仕上がりなのに全く違う反応になったりします。
なぜか!?
お客様の価値観、仕上がりイメージが異なる事が原因でしょう。

(寸法直し)の品質基準は「元通り」です。
しかし」(修理)の品質基準はないのです。
使い古した品物が新品になるはずがありません。
なのに新品をイメージしてしまう魔法の言葉が「きれいに直りますよ!」です。

この「きれいになる」を修理の品質基準にしてしまうとクレームの嵐になります。(笑)
「キズがふさがるだけです」を品質基準にしたらクレームはなくなるかわりに、お客様の依頼するモチベーションは下がり受注は減るでしょう。(涙)

ですから当店では「多少跡は残ると思いますが宜しいでしょうか?」とお伺いして「多少跡は残る」を品質基準としています。

修理は意外ときれいに直るケース、思ったより目立ってしまった、きれいにならなかった、キズはふさがったけど直す前より目立ってしまった。
なんて事もよくあるのです。

お客様だけでなくこの品質基準を社員がわかっていないと「これでは私はお客様に申し訳なくて渡せない!」と、なってしまうのです。

また、もうしわけなさそうに謝りながらお渡ししてしまう。するとお客様は「なんだうまくいかなかったの?もう着たくなくなってしまうわ!」と、思ってしまうかも知れません。

お客様と受付者、共通の「品質基準」をきちっと決める事はとても重要だと思います。
しかし、洋服リフォームの修理サービスのような曖昧な個人的主観が多分に入るサービスの品質基準作りはとても難しいです。
これがこのサービスに大手企業やネット企業が参入しにくいゆえんになるのです。
どんなサービスも品質基準作りは欠かせない。
しかしそれが技術、料金、生産性に見合っているか?
経営者の最も大事な仕事ですね。

全ての衣類は消耗品!破れたり、傷んだり、キズや穴ができた時の「修理サービス」の品質基準は

・「多少跡は残ると思います。(宜しいでしょうか?)」
・「新品みたいには直らない。(けどまた着られるようになると思います)」
・「キズ穴の跡は残ります(けどしっかりふさがりますから、また着られますよ)」

当店の受付者もこうなっていれば自信を持ってお渡しします。

もちろん最善を尽くすことはお誓い致します。
しかしサービスの特性上、このような品質基準になることを御理解の程、宜しく御願い致します。

           代表取締役 高柳光生



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