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裏地が裂ける!悲しい現実、深い話

このブログでも度々この「裏地が裂ける」現実と理由を書いてきました。
今回はさらに悲しく深いお話をさせて頂きます。

アパレル業界はお客様の指示を得ようと衣類の価格を下げるために努力しています。
しかし表面上はファショナブルで縫製もきれいに見えても裏側はやはりロック(縁かがり)もなし縫い代もギリギリなものが多くなっています。
ちなみにロックをしなければいつかボロボロとささくれてきます。それで縫い代が最低5ミリはなければ必ずいつか圧力がかかった時に裂けます!
私は毎日、衣類の裏側ばかり見ていますから悲しくなります。
映画「トュルーコスト」を観てからは仕方ないと思ってしまいました。コストダウンを徹底的に強いられ削減できるとしたらお客様には見ることかできない裏側しかない!
衣類だけではないと思いますが「安さ」の魅力を消費者もメーカーも絶対にスルーできない、最優先にする現実があるのでしょう。
アパレル業界は限界に達していると思います。
そろそろ方向転換すべきではないでしょうか!
(販売後のメンテナンスまでサービスにされたらよいと、思うのですが)
その現実の被害を被っているのはクリーニング業界です、恩恵を受けているのはリフォーム業界です(笑)笑うところではありませんね、失礼致しました。m(_ _)m
クリーニング業界の繁忙期になると毎日このような裏側の裂け、表地の裂け、縫い目の裂け、クリーニング業界と多くの接点がある当方にはたくさん集まります。その中でも悲惨なのはやはりダウン爆発!
全てなんとか直りますがその直すこと自体を許して下さらないお客様も時々いらっしゃるようです。
大切な高額で購入した衣類がクリーニングにだしたら破れて返ってきたのを目の当たりにしてしまったら理由を聞く以前に感情的になってしまうのも無理はないかと思います。
法律上では処理をしたからこうなったということでクリーニング店の責任になります。
しかし通常のクリーニングに耐えられない商品を作ったメーカーの責任もあるはずです。(洗濯表示以外の方法で洗っていたら100%クリーニング店の責任になってしまいます)表示ではドライクリーニングとなっているのにもっときれいにしてあげたいと水洗いをしてその圧力で裂けてしまうこともよくあります。
クリーニング店側のお客様を思う気持ちがあざとなってしまうケースも多々あると思います。
本当に悲しいことだなといつも思います。
ここで良心的なメーカーは縫製ミスがあったことを認め同じものを無償供給してくれます。
しかしそうでないメーカーはなかなか認めてくれません。私も両者に度々遭遇していますが同じメーカーでもこうも対応が違うのかと驚くことがあります。
衣類はファッションに合わせて使い捨て、リサイクルに出して、新しいものをどんどん買う!
この衣文化では地球、人類に未来はありません。
資源が枯渇するのがわかってくると、国は覇権主義になり領土を広げようとしたり、軍事力を高めたり、また防衛力を高めたり、自国の影響力を強めたり、他国を貶めたりすると思います。

もうはじまっていませんか?

ファイナルカウントダウンを止めるのは
「もったいない」「MOTTAINI」精神、文化だと思います。
もちろん飛んできてしまったミサイルは撃ち落としてもらいたい!WWW.
世界にこの文化が広がれば戦争なんて無縁になるのではないでしょうか!
衣類の破れから、大それた話になってしまいましたが
そんなことを想いながらせっせと毎日、お直ししています!

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